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ルカによる福音書 23:39-43 新共同訳

十字架にかけられていた犯罪人の一人が、
イエスをののしった。
「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」
すると、もう一人の方がたしなめた。
「お前は神をも恐れないのか、
同じ刑罰を受けているのに。
我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。

しかし、この方は何も悪いことをしていない。」
そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、
わたしを思い出してください」と言った。

◆ここで大事なのは、この二人がした犯罪を
イエス様は無かった事にして、
ご自分がその罪の身代わりになっておられないのです。

自分の罪を認めず、さらに関係のない
他人(イエス)を罵り、話を逸らしてまるでイエスが
罪深い様な堕とし入れと転嫁をするのです。
処刑上でない日常でも、こういう事が平気に出来る
人がいることを思い出していただければ、
気が付くと思います。

もうお一人の罪もイエス様は身代わりにはなりませんので、
逃されるという事はされませんが、
この二人は大きな違いがあります。
1人は罪に罪を重ねていく霊魂です。
もう一人は、自分の責任を自覚して、今から死刑ですが
深い反省のリセットができたのです。
覚醒でイエスの事も視えます。
すでに遅しとはいえ、霊魂はその瞬間に生まれ変わり、
新生します。

イエス様は、いい加減な身代わりなどして、
物事に嘘を流しこみようなことはされません。



するとイエスは、「はっきり言っておくが、
あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。