「[因縁透視}は、桐山靖雄大僧正貌下の霊感と、密教占星術による運命透視で、見本にある
通り十八項目にわたりくわしい因縁が提示されます。」
(パンフレット『まず自分の因縁と運命を知ろう』)

ごらんのように、因縁透視のパンフレットには霊感とあります。
だが、信者が期待した悪因縁についての霊感ではなく、霊障のホトケを示し、
一体十万円也の解脱供養を出せという新手の霊感商法です。
霊障の項目すらもプログラムされているのだから、霊感でもなんでもない。
因縁透視とは、密教占星術でもない紫微斗数を使って占いをして、
人々を霊的に脅かしてお金を巻き上げる霊感商法にすぎない。

信者さんたちがここにいる三人+現信さんの真似をして、批判側に反発して、
一生、阿含宗を狂信するのも自由です。
だが、因縁透視が、いかにも何か霊能力のように見せかけながら、
実はただのありふれた占いで、しかも「霊障のおそれあり」などと
十万円を出させようというコスカライやり方を見た時、
四人と違い、桐山さんの良識に疑問を持った人がいるはずです。
自分の心に起きたその疑問を無視や後回しにしないことです。
明日コロナで死なないという保証のある人などいない。
自分の人生と信仰の軌道修正するチャンスを見逃さないことです。
そのチャンスはいつでもあるわけでもないし、修正をしなければ、
輪廻を越えて軌道がずれていくのは当たり前です。
人間に生まれ変わるチャンスすらも失われていくという意味です。