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禁断の果実は「真実」を表すものではない。むしろ、虚偽の象徴である。
神の義 対 人間の義 2021年06月25日
「国安法で弾圧…創刊26年の香港『リンゴ日報』廃刊」[2021/06/24 23:30]

このニュースには、「リンゴ=ジャーナリズムの象徴」などという字幕があり、リンゴは、旧約聖書で「真相」を指すものだなどと解説がある。

多くのメディア、官房長官までがこの新聞の廃刊を憂えているが、旧約聖書における「善悪知識の木の実」が人間を罪に堕落させたものである事実は巧妙に隠されている。

旧約聖書における「善悪知識の木の実」がどんな果実だったかは不明である。不明だから、長年、リンゴが比喩として用いられて来た。

それをもしリンゴにたとえるなら、それは真実ではなく、虚偽の象徴だ。アップル・デイリーは、真相を伝えるのではなく、嘘で惑わすことを初めからタイトルで表していたのだ。

これを擁護することで、日本のメディアが真実に背を向けた瞬間だ。

私は、去年からこうなることをずっと予告してきた。なぜなら、ここには中国当局による政治的弾圧というレベルにとどまらない、もっと深い霊的な問題が存在するからである。

この新聞は、弾圧されたのではなく、初めから聖書の神に反逆する精神(扇情的なジャーナリズムと権力との戦い)に貫かれていたから、中国当局に勝てる見込みがなかったのだ。

多くの人たちを無益な戦いに追いやり、塀の向こうへ誘った。

タイトルがすでにそれを物語っている。惑わされた人たちは、厳しい報いを受ける。それだけのことである。

だからこそ、表現の自由に対する侵害や、言論弾圧ではなく、資金が枯渇して廃刊となった形なのだ。