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新約のガラテア書は、モーセの律法より、
神とアブラハムの間の約束や恵みを説いています。

モーセの律法の契約違反は呪いがあるとするのを、
十字架を木に吊るして呪いを解いたと解釈して、
イエスの死を罪祭りの生け贄と見なした訳です。

神と人との間の不利な証書(呪いの遺言たる律法)を廃棄した訳です。

ガラテヤ人への手紙/ 03章 15節
兄弟たちよ。世のならわしを例にとって言おう。
人間の遺言でさえ、いったん作成されたら、
これを無効にしたり、これに付け加えたりすることは、だれにもできない。
新約聖書 口語訳 日本聖書協会

コロサイ人への手紙/ 02章 14節
神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、
その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。
新約聖書 口語訳 日本聖書協会