>>966
『阿毘達磨大毘婆沙論』の「極微」(パラマ・アヌ)が、
ヴァイシェーシカやジャイナ教からの影響というのは櫻部建の論だが、
俺の指摘は、あほの大山君が
「パラマ・アヌの色(ルーパ)」と頓珍漢を抜かしているので
1.色を分析したら
2.不可視のパラマ・アヌという微細なダルマの集合で色が成立している
と説一切有部は考えた。
3.色は「パラマ・アヌのダルマ」の集合体であり、刹那滅だがダルマは有る
という立場を主張した つまり法有だ。

こんなことは『阿毘達磨大毘婆沙論』の注釈書とみなされている
『倶舎論』を読んでいればジョーシキだ。ボケ