相応部 有偈篇に曰く
「すべて命ある者は死に至るであろう 生命はついには死に至る
なした行為のいかんによって赴き、 善か悪かの報いを受けるであろう
悪い行為をした人は地獄に、善の行為をした人びとはよいところ(善趣sugati)に
生まれるであろう。
だから良い行為をして来世のために徳を積め
徳は来世のよりどころとなる」

『雑阿含経』の平行箇所
「一切衆生の類は命終して死に帰する有り
各業の所趣に随ひて善悪の果を自ら受く
悪業は地獄に堕し善を爲せるは天に上昇す  
勝妙の道を修習せるは漏尽して般涅槃す
如来及び緣覚佛の声聞の弟子も
かならず當に身命を捨つべし何に況んや俗凡夫をや」