平成3年ならば、どんな宗教無関心者でもオウム真理教 麻原彰晃を知らない人間はいない。
坂本弁護士一家殺害事件が起きたのが、平成元年だが、この時オウムは犯行疑惑のみ。
翌平成2年2月の衆議院議員総選挙での真理党での弟子どもの出馬は知らない者はいなかった。
私は平成3年というと、再入行は果たしながらも、今度は自ら阿含宗の信仰に対して疑問を持ち、一時道場などにも参拝していなかった。
だから4月の総本殿落慶にも、星まつり敷地に席は用意されていたが、欠席です。
悪い因縁を切った、悪い霊障を除去した、それで人生が好転した?
なんか違うんじゃないか?と疑問に思ったが、惜しいことに、その後気を取り直して再開している。
だから平成3年の初護摩も不参加なんですね。
しかし他の年でも正月に乾杯をする言い訳に龍神に献酒を口にしていたが、麻原発言云々は知らなかった。
平成2年には麻原含めたオウム幹部たちがテレビ番組に出たのを覚えている。
チベットのペマ・ギャルポさんも出演していて、ダライ・ラマを宣伝に使うことを非難して、
麻原がペマさんに「じゃあ阿含宗はどうなんだ?言ってみろ!」と興奮してまくし立てていたのを覚えている。