深山さんが言われた
「変身の原理」出版に合わせて、小田師に近づき、
如何にも師匠だと言い出して、箔付けた説、
これは事実とみていい。時系列で見るとまさにです。

「念力の護摩」だけでは奇術のビックリ人間になるだけ。
念力で電球付けてる、師匠の北野さんと同レベルです。
だが、桐山さんは手品の「念力の護摩」を、
密教の最奥義で、自分を弘法大師のまるで再来の如く見せて
躍り出たかった。

そのために「念力護摩」が真言秘密の一番の秘密で、
これには法力の極意、即身成仏の秘密が込められていて
自分はコレをつかんだ。その証が「念力の護摩」成就で、
自分は「北野さんから法の手ほどきを受け、小田僧正からは
金胎両部の大法を授かった」。小田僧正は随一の碩学で、
自分はその学や法も受け継ぎ、さらには伝説的な法も
やって見せた。

これらを「変身の原理」で書いて、因縁解脱法門と
超能力法門を説く。金剛界九会マンダラに、九字の印と
ヨガのチャクラを組み合わせて、如何にも法力が本物で
あるかのように宣伝して、さらに大きい詐欺をやる。

お金を出してネタを集め、盗み、そして取り入れて
変造加工して、大きな利益として回収する。
完全に商売、詐欺的な銭集め。桐山さんは宗教を詐欺の道具
としてしか見ていない。おそらく自分では本当に
いいことをしているぞ、くらいおもっている。
病気ですよね。やはりタダの人物ではなかった。
小学校の先生が心配していたわけです。ガキの頃からそういう
片鱗があったのです。