>>467
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見
この十箇条は己の日々の行いを省み、心に疚しき行いの痕を残さぬ為の教えにして
仏陀からの戒めである。身体ー口舌ー心意と身心に罪を積まず内外共に清浄を保つ。読むからに、何だこんなものとまで思う人も多かろうし簡明な並べ方をしている。
是が中々深いのである
不悪口を解説すると例えば知人の悪口を他人に語って何の利益在りや?殆ど無かろうと思う。
悪口を語る人の心中は他人を思いのママに支配したき思いに満ちては居まいか?
かくも話し掛けられた人は迷惑であろうし悪口を語る御仁は愚痴を叶わぬ漏らすのみ。
嫌な思いの話題を聴かせる己は不徳漢。
などとふと考える機縁が生まれる。十箇条は忘れずに日々唱えるなら慚愧の念を生じさせる功徳が在る。定に関しては近日中に記す