その辺に転がる石ころの様でありなさい。

物事が起こるには無数の原因と縁によって起こる。それは言い変えるならひとりでに起こると言っていい。

結果にこだわってはならない。
何故ならあなたは既に完結した世界しか見る事が出来ない。

その様にしてそこに在る完璧な世界をあなたがどうにかしようなどとするのは傲慢だとは思わないかね?

木が木である事を悔やむだろうか?
世界が世界である事を嘆くだろうか?

あなたの見ているその世界で嘆き苦しんでいるのはあなただけだ!

万物はあなたが目を覚ますのを今か今かと
待ち望んでいるのだよ。

石ころを見てみなさい。
まるで師の如くそこに置いてある。