幸福の科学「大川隆法」総裁 死刑執行後に「麻原彰晃」の霊を呼び出す

女優の清水富美加が出家したことでも注目が集まった「幸福」教団。そのトップ大川総裁は、これまで様々な故人の霊や存命の著名人の守護霊を自らの身体に宿し、そのホンネを語り下ろしてきた。
今年に入ってからでも、司馬遼太郎、トランプ大統領、吉高由里子……と幅広いラインナップ。その最新版が麻原彰晃というワケである。

「霊言は約2時間。大川総裁と弟子、そして3人の幹部職員が登場するものです」

前半は、まだ麻原の霊を呼び寄せていない状態の、大川総裁の語りから始まる。その日、「なぜか天界の様子がおかしい」と感じていたところ、死刑の執行を知ったという。

「麻原さん」と呼びかけた幹部に「尊師と呼べ」と怒るケンカ腰な一面も。
対する幸福側も、有名な麻原の“空中浮遊”写真を持ち出して応戦する。

幸福幹部:実際はピョンピョン飛んでいるだけ。

麻原の霊言:そんなに下半身鍛えとらんよ。

幸福幹部:座布団を重ねて飛び降りているだけ。

麻原の霊言:君らだってこうして霊言やって、(信者に)信じさせているじゃないか。

幸福幹部:オウムは薬物で幻覚を見せ、24時間強制的に説話テープを聞かせ、信者をコントロールさせていた。

麻原の霊言:おたくもカセットテープ聞かせているだろう。

幸福幹部:本という選択肢もある。

大川総裁:あなたの言葉には愛のひとかけらもなかったね。

麻原の霊言:報復合戦はしなくてもいいとだけ、残しておこう。

 ハイ、ハイ、ハイ、出なさい――と言って、霊言は終わる。大川総裁の感想は以下の通り。

「歳とった分だけ、昔ほどの覇気はなくなっていたかな……」
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailyshincho/nation/dailyshincho-545056