聖書が教える救いの意味

1.

クリスチャンは、キリスト族の一員となった人である。
生まれながらの人は、アダム族である。

アダムは、アダム族の代表として、エデンの園において神の試験に失敗したので
アダム族に属する限り、失敗者である。
神の子キリストは、人間となって、キリスト族の人々の代表としてこの試験に合格し、
アダムが試験に失敗した責任も取って十字架で処刑された。
「救われる」とは、「アダム族からキリスト族に所属を変える」ことを意味する。

アダム族に属している限り、自分の罪の刑罰の責任を自分で背負い、
永遠の刑罰を受けなければならないが、キリスト族に属するようになれば、
「すでに十字架においてあなたの刑罰は完了した」との証明書をもらえる。

さらにキリスト族に属する人は、「あなたは神の法を完全に守ったので
世界の所有権、永遠の生命及び永遠の祝福を贈呈する」との贈呈書も手に
入れることができる。

これは、キリスト族になる以外にはない。
キリスト族に所属を変える場合に必要なのは、「心で信じ、口で告白する」ことだけである。

人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。(ローマ10・10)

何かを行わなければならないとか、お金を積むとか、まったく不要である。