>>525
(V.1.10)【ヴァジラー尼】 (尼僧に関する集成) サンユッタ・ニカーヤII
http://kokoronoeiyou.seesaa.net/article/262164494.html

あなたの疑問には相応部経典の上記仏説が答えになる。
仏弟子で阿羅漢に達したヴァジラー比丘尼が悪魔(マーロ・パーピナー)への問答の中で答えを出してる。

>6.ついでヴァジラー尼は、「これは悪魔・悪しき者である」と知って、悪魔・悪しき者に向って詩を以て答えた。−−−
>「そなたは何故に〈生ける者〉というものを認めるのか?
>悪魔よ。汝は悪しき見解をいただいている。
>この〈生ける者〉はただ諸々の形成されたものの集合である。
>ここに〈生ける者〉は認められない。
>譬えば実に諸々の部分が集まったならば「車」という名称が起こるように、
>それと同じく、五つの構成要素(五蘊)が存在するのに対して〈生ける者〉という仮の想いが起こるのである。
>実に苦しみが起こり、苦しみがとどまりかつ滅びてゆく。
>苦しみのほかには、なにものも生起しない。苦しみのほかには、なにものも滅びない」と。