🌟 明日を変える言葉 A

相手の心性の善なるを信じて
解き放つのが愛。

まず、「与える愛」から始めていきなさい。
日々の努力目標を、まず、与える愛に置きなさい。
あなたは人々に対して、社会に対して、
いったいいかなる愛を与えることができるのでしょうか。

愛とは恵みです。
それも、善き恵みであり、他人を生かしていこうとする力です。
縁あって人生の途上で出会った人々に、
生きていく勇気を与え、力を与え、希望を与えること、それが愛です。

こうしてみると、愛とは仏の心そのものであることに気づきます。
仏の心とは、万象万物を生かし、はぐくみ、調和させんとする心です。
すべてを成長させんとする念いです。

「与える愛から始めていこう」と決意したとき、
その心は、仏の心と同質の光を帯びているのです。
他を生かさんとする心の芽生えは、
すでに仏の子として慈悲心が生じてきたということなのです。

愛のなかにも、「奪う愛」という名の執着の愛もあれば、
「与える愛」という名の、利己心と自己保存欲を捨てた愛もあります。

相手を奪い取り、相手の心をがんじがらめにするための、
トリモチのような愛は、与える愛とは言わないのです。
金銭や物品をいくら湯水のごとく注ぎ込んだところで、
それが相手をとりこにし、
かごのなかの鳥にする目的をもってなされたものであるならば、
それは、与える愛ではなく奪う愛であり、執着の愛なのです。
ほんとうの愛は、
無私の愛であり、無償の愛であり、見返りを求めない愛であり、
相手を自由に伸び伸びと生かしめる愛です。
相手を縛るのが愛ではありません。
相手の心性の善なるを信じて解き放つのが愛なのです。

go to
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/psy/1460342970/291