その偽預言者の周りには多くの印があった。

同じ偽預言者の仲間が集ってきて勇気付けていた。
さてその偽預言者夫婦は傲慢にも自分たちこそ真の預言者だと勘違いするが、
聖書から大きく離れた行動や所作・発言に自らは気付けなかった。

優しく忠告するものもいたが、ことごとく撥ね付けた。
神との繋がりよりも、自分の人脈を当てにした。
そして、それを礼賛し、小さいものを無視した。

聖書を本当に理解せず訓練も足りなく傲慢だったので、神学論争に発展するのを恐れたのである。
また、ある老練な偽預言者を真似、周囲のクリスチャンや指導者を詰り馬鹿にした。

周囲から多くの人が去り散ったので、その悪い噂は自然と広まったが、そのことに気付くことは無かった。

また、聖書から全く離れたその老練な似非福音伝道者が聖書とは全く無縁の説教を行って彼を励ました。
彼は自己弁護と自慢に欺瞞などありとあらゆる嘘に満ちていた。
また、その老人は、その偽預言者夫婦にいろいろな便宜を与え手なずけた。

次に、周囲のものに異変が起き始めた。
疑心暗鬼や金銭トラブルに止めることの出来ない悪い噂に加え分裂、自死や自殺、、それでも気が付いていない。
この世の不幸が起きると周囲の生温いクリスチャンは同情して励まし、自ら偽預言者に近付いて彼を偶像崇拝した。

多くの忠告や反対が有っても、もう止めることは出来ない。
自らに都合の悪い予言や忠告はサタンから来たものだと撥ね付ける悲惨さ。
サタンの手下の悪霊を非難できるものは居ない。

何度でも最初の愛に戻ることは出来た筈だ。
しかし、その偽預言者夫婦はそれをしなかった。