寄生虫のお話し  爺のお気に入り(^こ^)  修正版

アルテミアという普段は透明な体で単体行動するエビの仲間は条虫に寄生されると
赤色に変色し何メートルもの大きさの集団行動をする
その訳は条虫がアルテミアの肉体/行動を支配し 条虫が唯一繁殖出来るフラミンゴ
の体内に入る(食べられる)為にフラミンゴに見つかり易くしてしているのだ

ハリガネムシの幼虫を食べたコオロギも同様に支配され ハリガネムシの
交尾/産卵が水中である必要性から沼などを見つけると飛び込み自殺する

寄生蜂に卵を産み付けられた芋虫は 他の虫が近付くと繭を守る為に激しく体を
くねらしているが 実は寄生蜂の幼虫の数匹が芋虫の体内に残っていて
繭の中の寄生蜂の幼虫を守る為のオトリ行動をとらせている

エメラルドゴキブリ蜂は体内に受精卵を持つとゴキブリを見つけ特殊な針で
ゴキブリの脳を感知し脳内に在る2ヶ所の神経節に特殊物質を注入して
大人しくさせて犬の散歩の様にゴキブリの触覚を引きながら巣にお持ち帰りする
ゴキブリの体内に卵を産み付けられた幼虫は生きたままの宿主を食べつくす

トキソプラズマは様々な哺乳類に寄生するが生殖は猫の体内のみ可能で
ネズミに入り込んだトキソプラズマはネズミを支配し猫の尿の匂いを
嗅ぎ付けると「食ってくれ」と言わんばかりに猫を追尾する