今、私と同じぐらいの年代の人の多くは、だいたいW終着駅”に近づいた状態にいます。
 しかし、W終着駅”はW始発駅”だと思い、また頑張る人も一部にはいます。それは心がけ次第なのです。そのように、人生がまだ残されていることもあります。

 私の著書『伝道の法』(「法シリーズ」二十三作目)にも書いたように、今世生きている時間は、おおよそ「三万日」ぐらいあればよいほうだと」思わなければいけません。
 六十歳前後であれば、二万日はとうに消化しているので、あと一万日あるかどうかということになってきます。そのように、一日一日というものは、毎日毎日、砂時計の砂粒が一粒一粒落ちていくような感じなのです。

 ただ、こういうことを言っても、二十歳ぐらいの人にはまだよく分からないかもしれません。「時間は湯水のようにあって、使い放題だ」と思っているような人もたくさんいるでしょう。さらに、十代の人であれば、もっと長い未来があると思っているでしょう。
 しかし、現実は、今述べたとおりなのです。何事も成就することなく、あっという間に、「人生の終わり」が近づいてくる。そうした現実が、後半生に現れてくることに同意する年配の人も多いでしょう。
 ですから、「早いうちに目覚める」ということは、とても大事なことなのです。

go to
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/psy/1459945026/223