(弁護人)じゃあ、あなたの裁判は一体どうなったんですかっ!(怒)
(麻原)もう第3次世界大戦は終わってますから、第3次世界大戦はすでに始まっており、日本はもうありませんから、自由であり、本当は子供たちと一緒に生活できるんだよ。
 ですから、昨日も坂本堤さんのお母さんと、都子さんのお母さんと話しまして、「もう日本はなくなっていて住むことができないから、ここで生活しないといけない」ということを話したわけです。
(弁護人)釈放されているのなら、この法廷は何なの?
(麻原)遊びだよ。遊び。
(弁護人)あなたは先ほどから、1996年12月23日ばかり言っていますが、いったい今日は何月何日だと思っているのですか。
(麻原)今日は1997年1月5日か6日であると考えているわけです、私は。皆さん、どうですか、オウム真理教の麻原彰晃が言っているわけですが。
(弁護人)そうじゃないでしょう。違いますよ。今日は1997年4月24日ですよ。
(麻原)みなさん、違いませんよね。4月24日というのは、なぜそういうかと言うと、それまでに彼らが殺害しようとしているから、殺害計画にはめられているんだよ。
(弁護人)先ほどあなたはエンタープライズにいるって言いましたがここは法廷ですよ。
(麻原)だから、エンタープライズの「ようなもの」って言ったでしょ。"Like Enterprise".