>>478
或は阿練若に 納衣にして空閑に在って 
自ら眞の道を行ずと謂いて 人間を軽賎する者有らん 
利養に貪著するが故に 白衣の与に法を説いて 
世に恭敬せらることを為ること 六通の羅漢の如くならん 
是の人悪心を懐き 常に世俗の事を念い 名を阿練若に仮って 
好んで我等が過を出さん 而も是の如き言を作さん 
此の諸の比丘等は 利養を貪るを為っての故に 
外道の論議を説く 自ら此の経典を作って 
世間の人を誑惑す 名聞を求むるを為っての故に 分別して是の経を説くと