>>851
では君が毎晩フォーカスし、非難し続けている、
君の人生経験の中に現れたるところの悪辣なるACIMerたちは、
君の無意識の中の如何なる悪辣なる観念を反映しているのかね?(笑)

そしてここでも君は抽象度の低い個々の項目にのみ着目し、
矮小化された項目の是非のみを論じようとしている。
コースも世界とはエゴが投影されたものと捉えている。
しかもエゴが実相から逃避するために創られたのが宇宙であり肉体だ、と見做す。
決定的な違いは、その仕組みそのものにアプローチし取り扱うのがコースであり、
その仕組みは手つかずのまま、都合のいい項目のみによって構成された、
善き夢としての世界、何もかも良いことだらけの世界を夢想し
決して手に入れることの出来ないその絵に描いた餅を追い求めているのが
君やニューエイジャーたちや社会改革家や革命家たちだ、ということだ。
しかしコースは、その善き夢、あるいはその善き夢が実現できるはすだ、
という思い込みそのものが、結局は悪夢の一形態なのだと喝破する。
従って、内面が投影された世界に生き続け(それこそが本当の意味での現実逃避だ)、
その投影された世界を快適なものにしていこうとするあらゆる試みは、
結局は苦しみの連鎖を温存し継続させている元凶のひとつになっているだけなのだ。

正直に虚勢を張ることなく、君自身と君を取り巻いて、
客観的に存在しているかのように見える、この世界を観察してみなさい。
食物連鎖の残酷さを引き合いに出すまでもなく、
何もかもが苦しみそのものであることが少しでも頭が機能していればわかるはずだ。
それがわからないのならば、君は社会にまともに参加したこともなく、
世間の荒波に揉まれ塗炭の苦しみを舐めるような経験もしたことがない、
頭の中の妄想の世界で、世界はこうであるはずだ、
と夢想しているだけの甘ったれたニートか何かなのだろう。