無我や空について

無我や空は実体がないということではなく、諸法が無我や空の状態にあることである(中略)、理論的には無自性とされる。
自己として固定した本体や性質がないことである。(中略)すべては時間的にも空間的にも他と関連し合って存在する相対的相関的なものである。
(中略)条件の如何によってどのようにでも変化するものである。
(仏教要語の基礎知識/水野弘元 から抜粋引用)