夢のしくみ

夢の登場人物は夢見る人じゃない
ただのアバターだ

夢見る人は自我と聖霊の声のどっちかを聞ける
それによって夢の質が変わる
眠りが深まるか浅くなるからだ

夢から覚めることもできる

夢の登場人物は自我のシンボルになることも
聖霊のシンボルになることもできる
前者なら消えたがらないし
後者なら「一日の良い仕事の終わりのように優しく安らかに横たえられる」

シンボルというのはそれ自体に意味があるんじゃなくて
べつの意味を指さす

夢の登場人物は自我を指さすことと聖霊を指さすことができる
夢の世界と夢の世界の中の物体も夢の登場人物と同じ性質と効果をもつ

夢を見る人は人間じゃないし肉体もないし
時空の中にもいないし物理法則の中にもいない
夢を見る人が自我の指示でそういったものを夢見る
聖霊の指示でそういったものを見なくなる

聖霊の指示で見ることができるようになるものは、
忘れられた歌や永遠の木霊、
真の記憶や
神の思い出だ。

自我の思考体系を信じれば夢の中が現実に、夢の外が夢になる。
聖霊の思考体系を信じれば夢の外が現実に、夢の中が夢になる。
ただ、自我は間違っていて聖霊は正しく、
嘘は苦しみに真実は苦しみのなさに直結するので、

選択肢はあるようでいて平等じゃない。

コースは自我と結んだ不平等条約を破棄して
聖霊と平等条約を結んでいることを確立する助けをする。
自我が全消滅した時点で聖霊は役割が終わるので消える。
キリストの顔だけが残る。

夢なしに生きるのが自然体だ。