セクハラ疑惑の司会者解雇 米CBS、番組も打ち切り

11/22(水) 10:03配信 産経新聞【ニューヨーク=上塚真由】
米CBSニュースは21日、
セクハラ問題が報じられた有名司会者、チャーリー・ローズ氏(75)を解雇したと発表した。
ローズ氏は朝のニュース番組などを担当していた。また、ローズ氏の名前を冠したトーク番組を放映してきた米公共放送(PBS)や、米経済テレビ局ブルームバーグも、番組の打ち切りと契約解除を決めた。

米紙ワシントン・ポストが20日、8人の女性による告発記事を掲載してセクハラ問題が発覚。
ローズ氏は同紙に「不適切な行為を深く謝罪したい。すべての(セクハラ被害の)主張が正しいとは思わないが、しばしば無神経に行動してきた」との声明を出した。

米社会では、10月に発覚したハリウッドの大物映画プロデューサーのセクハラ問題を受け、セクハラを黙認しない機運が高まっている。
政界やメディア界でも、過去のセクハラ被害を告発する動きが相次いでいる。