老子は実はボーガナタルという南インドタミルナドゥ出身の聖仙の一人で
この聖者が直接中国へ渡ったか、あるいは中国人の身体を使って
一時的に中国で教えを説いていた、という。

ヨーガナンダの自叙伝やヨガナンダの師であるシュリ・ユクテスワールの
『聖なる科学』でも言及されているマハーアヴァター・ババシの師の一人が
このボーガナタルだと言われている。

このマハーアヴァター・ババジはクリシュナ神の化身の一人だと信じられている。
仏陀が苦行を捨てて菩提樹の下に座っていた時、実はクリシュナ神から
特殊な呼吸法をガイダンスされており、これがクリヤ・ヨーガの一種だった。
また青年時代にイエスがヒマラヤを訪れた際にクリシュナ神が現れ、
直接クリヤ・ヨーガを伝授された。

時代はずっと下り、19世紀の南インドに実在ししたラーマリンガ・スワミという聖者は、
身体からいつも光が放たれていて、帰依者が懇願して何度も写真を撮らせてもらうのだが、
絶対にその姿を写真に収めることができなかったという。
(ヨーガナンダの師の師、つまりシュリ・ユクテスワールの師であるラヒリ・マハサヤにも
まったく同様にエピソードが残されている)
ラーマリンガ・スワミはまた太陽が照り輝く日中に外出しても決して影ができなかった。
そして50歳の時に青紫色の眩い光を放ちながら忽然としてその姿を消し、
彼が姿を消した部屋の中にはずっと使っていたランプのみが残されていたという。
(このランプの炎は現在に至るまで消えることなく灯され続けており、
その炎の写真を保持しているだけでラーマリンガ・スワミによる導きと加護が与えられる)

ボーガナタル、マハーアヴァター・ババシ、ラーマリンガ・スワミはいずれも
南インドのタミールシッダーンタ・ヨーガの系譜に属する聖仙であり、
仏陀もイエスも、この聖仙たちの霊脈に連なっているのかもしれない。

以上、どうでもいい与太話。