2009年(主日B年) 4月26日 復活節第3主日
使 3:13〜19  Iヨハ 2:1〜5a  ルカ 24:35〜48

「神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。 わたしたち(使徒たち)は、このことの証人です。」(使 v.15)

私たちは聖書を通して、使徒たちが伝えたキリストの福音を聞くことが出来ることを、感謝しましょう。

新約聖書を、ナザレのイエスについての昔話として読む人は、そこからいろいろな美しい思想や、個人的な “イエス教” を導き出すかもしれません。
しかし、新約聖書を使徒たちの宣教として聞き、聖書全体を神の大いなる救済史の証言として読む人は(ヘブ 1:1-2)、キリストの福音に出会うのです。

「だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。」(使 v.19)

悔い改めるとは、もはやキリストの救いが必要でないような、そんな善人になりなさいという意味ではありません。
そうではなくて、キリストに立ち帰り、キリストによって神との間に平和を得る(ロマ 5:1)ことです。
復活されたキリストは今も、使徒たちが伝えた福音の宣教と、いつも共におられます(マタ 28:20)。

・・・・・ 以下、本文参照。
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