そして無始無終について。
始まりがない、終わりがない、をたとえると車輪になります。
車輪の回転運動は、それが動いている限り
始まりを求められないし、終わりも求められない。
だけど車輪になる前の存在、車輪になる以前の材料を求めればそれらを
再現することは可能です。
車輪はいくつもの輪を構成する分割された半円の材料と、矢と軸と、それを動かす力で
動いています。これらを組み合わせると回転ができます。そして無始無終の
回転運動ができます。この世もこのように、無始無終を構成する部品からなりたって
いると仮定すれば、説明できるのではないでしょうか。