0726チゥ(* ^)(◎o◎)ポッたん ◆PottancCb.
2017/01/21(土) 01:23:40.16ID:FIV5cAUv『碧巌録』第四二則「?居士好雪片片」
舉。
?居士辭藥山。
山命十人禪客。
相送至門首。
居士指空中雪云。
好雪片片不落別處。
時有全禪客云。
落在什麼處。
士打一掌。
全云。
居士也不得草草。
士云。
汝恁麼稱禪客。
閻老子未放汝在。
全云。
居士 作麼生。
士又打一掌。
云眼見如盲。
口説如唖。
雪竇別云。
初問處但握雪團便打。
挙す。
?居士、薬山を辞す。
山、十人の禅客に命じ、相送りて門首に至らしむ。
居士、空中の雪を指して云く、好雪片片別処に落ちず。
時に全禅客ありて云く、什麼の処にか落在す。
士打つこと一掌。
全云く、居士また草草なることを得ざれ。
士云く、汝恁麼に禅客と称せば、閻老子いまだ汝を放さざること在らん。
全云く、居士 作麼生。
士また打つこと一掌、云く、眼は見るも盲の如く、口は説うも唖の如し。
雪竇別して云く、初問の処に、ただ雪団を握って便ち打たん。
?居士が薬山禅師の所を辞すとき、薬山は十人の禅客に見送りを命じ門前に来た時、居士は降る雪を指して好雪片片別処に落ちずと言った。
そのとき全という禅客が、ではどこに落ちるのか、と尋ねたら、居士に平手打ちで一発叩かれた。
そんなにあわてて叩かないでと全が言うと、居士は、お前はそんなことで禅客などと言っていると閻魔様が許さないぞ、と言うと、全は、では居士ならどう答えますか、と聞いた。
居士はまた一発叩いて、眼は見ていても盲同然、口は喋っていても唖同然だ、と言った。
〇
一の如し、である。