>>46 雀鬼 大山 さん

2500年前、その樹が何と言う名前で呼ばれていた樹だったのか。
それは判然とはしない事です。
言える事は、ほぼ死者と見まがうほどに体力も気力も命の火が消えようとしているガウタマ・シッダルータが少女シッダールタが見かねて家に走り帰り、乳粥、ヨーグルトみたいなものか、緩く発行させてソフトなチーズみたいなものかを
持って河畔に走り戻り、差し出し断食ガウタマ・シッダールタがこの供養を受け取った、奇跡がある。
仏教に不思議は無いとは言われるし、彼もまた2500年前のひとではあるが極めて合理的な人であった。
なぜ、乳粥を受け取ったのだろうか、
6年の苦行を乗り越えてきた彼である。
死を前にして、苦行によってさとれず、河のほとりかどうかも分からずさまよい出てしまった彼に差し出された乳粥は、どんなものとして映ったのだろうか。