これから初めて聖書を買おうという方には、私は (一般論として) 「新共同訳」 か 「フランシスコ会訳」 をお勧めします。
「新共同訳」 は、多くの教会でミサや礼拝の朗読に使われています。
「フランシスコ会訳」 は、初心者にちょうど良いレベルの解説が各巻の初めにあること、豊富な翻訳注が理解を助けてくれること、というメリットがあります。

だからといって、他の翻訳聖書がダメだとか、使い物にならない、などということはありません。
個人が書斎で読んで学ぶのに、不適切だったり役に立たないような、そんな日本語聖書は存在しないだろうと思います。
そんなことよりも、どうぞ手許にある聖書を実際に読んで、やがて 「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある」(ロマ 10:8) と言えるまで、早く成長しようではありませんか。