🔥 信仰の法  第3章 未来への扉

 人生三万日を世界のために使って生きる

1 人生の早い時期に目覚め、志を立てよう

  W私の人生は三万日”という視点で人生を見つめてみると

 本章では、人間としての人生のあり方について述べていきたいと思います。
 本章のもとになった法話は、成人の日(2017年1月9日)に行ったものですが、今、二十歳の人は、人生というものをかなり先まで、長くあるように思っていることでしょう。

 十歳のころから二十歳になるまでは、ずいぶん時間がかかったように感じたでしょうし、私自身もそのように感じました。

 そして、二十歳から三十歳ぐらいまでは、もう、無我夢中だろうと思います。社会人として、一人前になるために、一所懸命に取り組まなければいけないことがたくさんあるでしょう。
社会的には、怒られながら仕事を学んでいく時期であり、個人的にも、いろいろと新しい経験が積み重なって、恥をかくことも多く、そのなかから何をつかみ取って立ち上がるかということを考えなければいけないころです。

 また、三十歳あたりを境にして、結婚する人も増えてきますが、結婚後は、時間というものが坂道を転げ落ちるように速く進んでいき、あっという間に、世間で「定年」と言われる年齢まで行ってしまいます。
本当に、一生懸命にいろいろなことをして、「忙しい、忙しい。自分の時間をつくれないな、どうしたらつくれるかな」などと思っているうちに、いつの間にか、「あのう、もうそろそろ終わりなんですけど…」というような感じになります。
たいていの人は、そういう経験をするでしょう。

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