出張中に「宴会で裸踊り」「フィリピンパブ」 隊員連続自死で判明した兵庫県警機動隊の退廃した幼児体質
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滋賀県警の19歳の巡査が巡査部長を射殺した事件が世間を騒がせているが、
警察職場における精神衛生状態の劣悪さは滋賀県警だけの問題ではない。
兵庫県警機動隊の独身寮で2015年秋、20歳代の若い隊員2人が相次いで自死した。
どちらも鬱病に罹患していたとみられる。先に起きた山本翔巡査の事件に続いて、
今回は、山本さんの1週間後に自死をはかった木戸大地巡査(享年24)の事件を報告する。
出張中にもかかわらず、小隊長引率のもと小隊全員でフィリピンパブを含む飲み屋で頻繁に酒を飲み、
宴会では部下に「裸踊り」をさせる。そんな退廃した隊の空気に大地さんは嫌悪感を持っていた。
加えて遺書の記載からは、先輩から嫌がらせを受けていた疑いがあった。
しかし警察は「パワハラ」を否定。納得できない遺族は国家賠償請求訴訟を起こし、真相究明に立ち上がった。
【Digest】
◇警備出張中に「裸踊り」の伝統
◇裸踊りの伝統
◇小隊長引率でフィリピンパブ
◇遺書に書かれた先輩の名前
◇カウンセリングのさなかに職権外の「尋問」
◇真相解明の鍵は「128人の調書」