自民党政権下でも警察制度の抜本改革を目指したことがありました(1)

>>63)の問題の改革に手を付けようとしたのが小渕内閣。国家公安委員会の第三者機関として
設置した「警察刷新会議」が外部監査制度を提唱した。小渕内閣で警察制度の改革を主導した
後藤田正晴氏は警察庁長官らに「君たちの頭の中身を根本から改めてもらう必要がある」と改革
をせまったが、警察庁側も「警察が潰れてしまう」と導入見送りを懇願したり、警察官僚出身の
亀井政調会長などの有力議員が「おまわりさんを取り締まるお巡りさんなんて可笑しな話だ」と
反対運動を展開するなど、警察が組織を上げて抵抗した結果、導入が見送られた。小渕総理の
急死(暗殺?)により、刷新会議は中途半端で終了し提言も肝心な部分は骨抜きになってしまった。

暗殺と聞いて思い当たる事

田中角栄  脳梗塞 <ロキード事件を経て、政治権力対警察権力の様相 >
          *一番喜んだのは左遷されかけた検察上層部

不破哲三  脳梗塞 <未遂 田中角栄の工作ついで >
          *喜ぶはずだったのは警察と保守政権

栗本慎一郎 脳梗塞 <命は取りとめるも政治生命を絶たれる>
          *民主主義を入り口で止める盗聴法に反対し国会で大奮闘
          *一番喜んだのは盗聴法制定を悲願としていた警察