27日朝、長崎県諫早市で、通勤途中の警察官が道路を横断していた高齢の女性をバイクではね、女性が死亡しました。
 女性は、諫早市飯盛町の見通しのいい道路を横断中に事故に遭ったということです。27日午前6時50分ごろ、諫早市飯盛町の県道で、道路を横断していた近くに住む島田ユチヱさん(83)がバイクにはねられました。
島田さんは意識不明の状態で病院に搬送されましたが、間もなく、死亡が確認されました。
 警察の調べによりますと、バイクを運転していたのは長崎県警・長崎警察署の交通課に勤務する33歳の巡査部長で、事故当時は通勤中だったということです。
現場は片側1車線のほぼ直線の道路で、島田さんは横断歩道がない場所をわたっていたということです。
 長崎警察署では、「亡くなられた女性と遺族に大変申し訳なく思います。事故を重く受け止めている」と話しています。