鬼滅がとんでもなくつまらなかったねぇ。
煉獄を主役にしても、あのキャラは炭治郎たちがアゲてるから面白くなるわけで。そのヨイショキャラなしでは独り立ちできない。

なので、煉獄の父親(祖先?)に助けられたおばあさんの話を冒頭に出して、煉獄が子孫だとわかると家にひっぱりこむとかさ。
お礼をしたいからと、あれこれ世話を焼く。煉獄も母親のことが懐かしくなって断り切れず、その晩は止まろうとする。
すると、おばさんの子供(番組では女の子だったけど男の子がいいと思う)がひきこもっていたのを煉獄は知る。
その子に、弟と被るものをみた煉獄は、その男の子に勇気を与えたくて一緒に外へ出ようと誘う。
それで近所の子供にバカにされたのを煉獄が救い、そのちょっとした技の腕前に少年は目を見開き、煉獄に憧れを抱くようになる。
すると、煉獄を無限列車に近づけたくない鬼の下っ端が、少年を人質にして「ここから去らないと子供の命はないと」脅してくる。

いろいろあって鬼を倒して、少年を救った煉獄のもとに鬼殺隊が駆けつけ、無限列車がもうすぐここに来ますと連絡する。
少年との別れ。自分の弟に接するように言葉を贈り、おばさんにも別れを告げて、鬼殺隊とともに去って行く。
その煉獄の背中に、少年は自分も将来、鬼殺隊に入ると誓うのだった……。

例えばこんな感じで、少年やおばあさんの視点を通じて煉獄を描けば良かったのに、と思う。