またかよ クズ

生活保護費不正2職員懲戒免職
06月28日 18時18分

水戸市は、生活保護の担当職員2人があわせて600万円余りの生活保護費を不正に流用して貸し付けていたなどとして、27日付けで懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、いずれも、かつて水戸市生活福祉課で生活保護を担当していた人事課の39歳の主査と、清掃事務所の46歳の主査です。
市によりますと39歳の主査は、おととし7月からことし4月にかけて、生活保護を受給者の名義を無断で利用し、住宅の補修などに適用される臨時の保護費540万円余りを不正に支出し、生活保護の受給者の男性に貸し付けていたということです。
また、46歳の主査も平成24年5月からおよそ1年間にわたり、同じ方法で、この男性に52万円余り貸し付けていたほか、去年5月には別の女性の受給者に対して、条件を満たしていないにもかかわらず臨時の保護費18万円を支給していたということです。
この46歳の主査は去年、暴力団員に市民の住所を漏らしたとして地方公務員法違反の罪で有罪判決を受け、その後、停職6か月の懲戒処分を受けていました。
水戸市の高橋靖市長は「市民の信頼を損ねる結果となってしまい、心からおわび申し上げます。再発防止に早急に取り組み、市民の信頼を回復できるよう全力を尽くしていきたい」と話していました。