「生きてもいいですか?」生活保護引き下げ反対デモの参加者に聞いた本音
生活保護のリアル〜私たちの明日は? みわよしこ | ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/154619
今回は、2018年1月4日午後に新宿で行われた、政府の生活保護引き下げ案に反対するデモの様子、デモ参加者たちの素顔と思い、
さらに経済学者・井手英策氏(慶應義塾大学教授)の思いを紹介する。

「リレーメッセージデモ・わたしたち、明日を生きてもいいですか?」と題されたこのデモは、
西武新宿駅近くから、JR新宿駅を大きく一周して戻ってくる1時間程度のコース。

参加者は80名程度のように見えた。メガフォンを使ってメッセージを語りながら歩んではいるけれども、「主張を声高らかに叫ぶ」という感じではない。
参加者の男女比は正確にはわからないが、女性40%、男性60%程度だろうか。年齢構成は、50代以上が70%程度のように見えた。

そして特筆しておきたいのは、生活保護で暮らした経験を持たない人々が、少なからず含まれていたことだ。
しかもその人々の多くは、いわゆる「プロ市民」ではない。