この教授が罰則受けた理由はそこじゃない。
BMLを揶揄したのが問題。
アメリカのことわざで
It’s not what you say, it's how you say it.
(必ずしも言う内容じゃない、それをどうやって言うかだ)
てのがあるがまさにそれの典型。

元々はデモが続くなか、黒人はいま学業よりも重要な関心事があるから、
ファイナルの点数で彼らのそれまでのグレードが下がるようなら
その点数を勘定に入れないでくれ、と非黒人のクラスメートが懇願したところに始まる。

そこでこの教授がいや自分はそんな事はしない、 とだけ言ってれば、それはひとつの方針で誰も文句は言わない。

ところがこの教授はそれに続けて、
オンラインなのにどうやって黒人を認定するのか(やろうと思えば簡単)?
黒人とアジア人のハーフには半分だけ考慮するのか?ミネソタ出身の白人には考慮しないのか?
と余計な事を延々とメールに書いたのが
BLMへの同情に欠けると学部長に判断されて停職となった。

学者の発言の自由を冒してると言う立場から
この停職には批判も多いし、自分もそれに同意する。
しかし、この教授のセンシティビティの無さにも呆れる。
会計学の教授でノンポリだったのかも知らんが。