日本の教育システムには言論の自由がない。
学ぶことはテスト、読み書きばかり。学校の教室で議論することは一切ない。
日本人は自分の意見を表現しない。ディベートの方法さえ知らない。
さらには意見を持っていないことがある。
通常あるはずの理論はパターン、伝統または以心伝心に置き換わっている。
日本人の考えを理論的に捉えて思考の連環は同じとしても、他の人種が理解することは困難だ。

■日本を不幸にする改革という名の欺瞞
日本には説明責任を負う政治の中枢が空白でアメリカの意思に追随するだけであり、
政治的意思も哲学もないと論じた。
安倍首相が自画自賛しメディアが礼賛しようとも、アベノミクスが失われた20年と呼ばれる日本の停滞を
根本的に治癒する政策ではないという事である。
金融緩和政策は株価を上げる効果をもたらしても、バラ撒いたお金は大衆の懐にはほとんど届かず
官僚システムに寄生する財界、大企業、投資家に集まるばかりだ。
大企業とその系列は潤うが、その他の人々に低所得化が蔓延し
首都圏外を中心に過疎化が進みコミュニティーは崩壊する。