ドナルド・トランプは神だと思っている。
7年ほど前の正月休みに両親とマンハッタンのトランプ実家(不動産屋)に
部屋を探しに行った時の話。
両親と3人でカタログを囲んで部屋を探しているといきなりドナルド・トランプが
玄関から入ってきた。不動産屋に似合わないイタリアンないでたちで。
トランプが「俺いつもの〜」と言って二階へ上がろうとすると、
店内にいた院生集団が「トランプさん!」「トランプさんかっけー!」などと
騒ぎ出し、トランプが戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13,4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
サインをしてくれた。
院生達がトランプの母校ウォートンビジネススクールだとわかったトランプは
いい笑顔で会話を交わしていた。
そしてトランプは「またな〜」と二階に上がっていき、店内は静かになった。
私と両親はトランプの気さくさとかっこよさに興奮しつつ
部屋探しを終え、契約を済ませようとレジに向かうと、店員さん(トランプ実妹イヴァンカ)が
階段の上を指差しながら
「敷金・礼金・今月の分の家賃は出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。