在仏長いんだけど、仕事でアメリカ行って、4ツ星のホテルに泊まった。
ホテルのプールでしばらく水浴びしてたら、
プールサイドにいた白人家族が私を見ながらしきりに何か言ったり、笑ったりしている。
水から上がると、その家族の子供(4歳位の男の子)が
チョコチョコと私の元へやって来たかと思うと、
私を指差して一言「プアー・ドッグ!」(ドッグとダッグの中間に聞こえた)
=貧乏な犬、または哀れなアヒルというところか。どっちにしろ悪口だろう。
私はその子を見据え、フランス語で
「私は英語はわからない。フランス語しか話さない!」と怒鳴ってやった。
様子を見ていた家族のおしゃべりがぴたりとやんだ。
以来アメリカは黄色人種差別の国と認識している。