アナログ時代のアルバムを前提とするけど、マスターテープをそのままCD化しても良くはならない。

何故かというと、マスターテープを作る際にCD化する事は想定されておらず、
あくまでも、レコード化する事を前提に作られたものが、マスターテープだから。

陶芸家が、焼き上がり後に縮むことを想定して、少し大きめに陶器の型を作るのと同じように、
レコードにされた時に、最適の音となる様に作られてる。

レコード化を想定したマスターテープをそのままCDにしても、中途半端な音になるだけ。
仮にマスターテープをそのまま再生しても、理想の音が再現される訳じゃないんだよ。

だから、本当に理想の音を聞きたけりゃ、昔のレコードか、レコードの再販を求める方がいい。