俳優でありシンガーソングライターの泉谷しげるさんは、阪神大震災が発生した直後に新宿駅東口でチャリティーのゲリラライブを行いました。

その迅速な行動にマスコミは「売名行為ではないか!」とツッコミを入れます。

対して泉谷さんは

てめえら、募金しろバカヤロー!
売名?そーだよ!俺はよ売名行為でやってんだ!
有名じゃなきゃ金は集まらんだろバカヤロー!
売名だ!1日1偽善だバカヤロー!
と啖呵を切ったのです。

さらに東日本大震災の発生直後にもニコニコ生放送の特別番組「泉谷しげるのチャリティトーク&ライブ 〜日本を救え!〜」を行ったのです。
そのときもtwitterで「売名行為だ」と批判を浴びたのですが、それへも、こう吠えていきます。

1日1偽善、売名行為のためにやってきました。こんなときに不謹慎だとか、音楽を聴いている場合じゃないとか、そういうことは出てくるだろうけど、そんなヤツは聴くな!観たくないヤツはスイッチを消せ!
オレたち昭和の男は放射能育ちだからな!日本はもともと地震国なんだから、自信を持ってくれよ。


売名行為や偽善と言われようと、その行為自体は善いことです。チャリティーで集まったお金を寄付すれば、寄付によって救われる命が多くあるのであり、素晴らしいことです。
「売名だ、偽善だ」と言って募金をしなければ、一人の命も助けることはできません。

しかも親切すれば、多くの人を喜ばせられるだけでなく、親切をしたその人自身に必ず善い結果が返ってくるのです。
人の批判ばかりでは誰も喜ばせることはできず、批判する人自身も幸せになることは絶対にありません。
親切は大いに実践すべきであり、お釈迦さまが善を説かれたのも、実践させるためなのです。