続き

夫「作家とモデルってすごく違う世界に住んでいそうですが、彼女は雑誌のモデルなので、基本的に仕事をしている業界は同じなんです。出版業界に共通の知り合いも多いし、お互いよく知っている世界にいた」

妻「一緒にいて気張らず、リラックスできたことが結婚の決め手でしょうか。あと彼が家族を大切にしているというのも大きなポイントでした。私は実家で母と父と祖母と一緒の大きな家族のなかで育ってきたので実家との連絡もまめだし、帰省もよくする。彼はそういうことを理解してくれる人だったから」

 08年に結婚。プロポーズも「ごく普通にサラッと」だったそう。

夫「僕はもともとサプライズ的なことはしないタイプ。それに彼女もあんまりそういうロマンチックな仕掛けを求めないので」

妻「私はすごく現実的なタイプみたいです」

夫「プレゼントをするにも、モデルだから彼女のほうがいろいろ詳しいんですよ。何がいくらくらいだとか、いま発売されているバッグは何だとか、みんな知っている。だから本人に希望を聞くのが一番いいんです。結婚指輪も、話し合って一緒に買いに行きました。お互いにそういうことに関しては割とサッパリしてるのでラクなんです」

※週刊朝日  2014年8月8日号より抜粋
https://dot.asahi.com/wa/2014080100055.html