中条あやみ『世にも奇妙』初主演 都市伝説“This Man”をドラマ化

 女優の中条あやみが、29日放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 '17春の特別編』(後9:00)の『夢男』で同番組初出演にして初主演を務めることが、わかった。
今回、世界中で話題となっている都市伝説「This Man」をドラマ化。
「This Man」が「夢男」として劇中に登場し、中条は悪夢にうなされ「夢男」と対峙することとなる女子大生・ミドリを演じる。

 2006年、ニューヨークの精神科病院をひとりの女性が訪れ、「今まで一度も会ったことのない男が、なぜかよく夢に現れる」と言い、似顔絵モンタージュを描く。
その数日後、今度は別の男性患者が病院を訪れ、先の女性と似た話をした。
男性が描いたモンタージュも女性が描いたモンタージュとそっくりで、医師たちはThis Manが実在するのか否か、その正体を探るべく、ウェブサイトを開設。
以来、現在までに世界各地から2000人の目撃証言が寄せられているという都市伝説が「This Man」だ。

 この物語では毎晩、悪夢にうなされながらもその夢を思い出せないでいたミドリは、授業中に夢にはメッセージが隠されていると教わるところから始まる。
怖いもの見たさもあって、夢の中に出てくる男の顔をイラストソフトを使ってモンタージュで再現し、軽い気持ちでツイッターに画像をアップ。「この男が夢に出てきます。助けてください」と投稿すると
翌朝、その投稿が大反響となり、周りの友人も次々にこの男を夢で見たと言い始め…。

 中条は「この作品のテーマは恐怖であり、それによる集団パニックを描いていて、まさに今、2017年のお話だと思います。
実際に“夢男”がいるかもしれないという話を私も聞いていて、無いようであり得る話だなぁ、と思いました。
私自身の周りでも、似たようにうわさがうわさを呼ぶようなことが起きたことがあったし。
SNSだとか、情報をゲットするのが便利な時代になったからこそ、こういうことがよりリアルになったと思います。
だから、そういった恐怖が伝わるよう、演技できたらいいなと思いました」と実感を込めてコメント。

 「ハラハラドキドキするシーンがたくさんあります。暴動だったり、夢男を見た人たちが狂っていく様子は、怖いけど引き込まれると思います」とみどころを明かし、
「実際にこういうことが起きたらどんな感じかなぁなど、想像しながら見ていただけたら、より怖くて面白いと思います」とおすすめしている。

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