鉄拳制裁と言えば、星野仙一氏(故人)が有名だった。高橋氏は「さすがに拳で選手を殴ったことはない」というが、闘将はもっと苛烈で顔面が変形するほど選手を殴った。

 ロッテから中日に移籍して、それを目の当たりにしたのが落合博満元監督だった。星野氏が2度目の中日監督を退任した3年後、チームを率いることになった落合元監督は契約前のコーチ陣一人一人に、

【いかなる理由があっても選手には手を上げてはいけない。守れなかった場合は解雇する】

 と記した念書を差し出し、そこへサインすることを正式契約の条件にしたのだ。

さすが落合
前科3犯のハゲタコとはちげーわ