古今東西H&Aで争われるプロスポーツリーグの基本は地域密着である。当然だ。チームの収益はホームゲームで稼ぎ出され、
そのホームゲームに来る客は、ホームスタジアム周辺なのだから。

この当然のことがなぜJリーグができるまで日本では気がつかなかったのか?それは日本のプロ野球が「巨人密着」「親会社密着」だったから。
プロ野球チームのうち、巨人だけが企業努力をし巨人戦だけソフト価値があった。セの他球団はだまっていても13試合巨人戦を主催できる。
客が入るしテレビ放映権も入る。だから地域に根付いて客を集めようと言う努力をしない。
パの球団は「親会社密着」。親会社の宣伝、親会社の社員の福利厚生が目的で、客を集めようとしない。金はファンでなく親会社が出す。
2004年でようやくその考えに疑問が挟まれた。巨人の人気も永遠じゃない。親会社の体力も永遠じゃない。
考えられたのは地域密着。地域に根ざし客を球場に呼び込むしか生き残る道は無い。
今は道半ば。いい方向に行ってるかもしれない。でもまだやることはたくさんあると思うが。