松坂大輔 [無断転載禁止]©2ch.net

[0001 神様仏様名無し様 2017/02/26(日) 22:57:28.06 ID:pQkPTMB6]

松坂大輔(19)防2.60 16勝 *5敗 180.0回 151奪三振 *6完投
松坂大輔(20)防3.97 14勝 *7敗 167.2回 144奪三振 *6完投
松坂大輔(21)防3.60 15勝 15敗 240.1回 214奪三振 12完投
松坂大輔(22)防3.68 *6勝 *2敗 *73.1回 *78奪三振 *2完投
松坂大輔(23)防2.83 16勝 *7敗 194.0回 215奪三振 *8完投
松坂大輔(24)防2.90 10勝 *6敗 146.0回 127奪三振 10完投
松坂大輔(25)防2.30 14勝 13敗 215.0回 226奪三振 15完投
松坂大輔(26)防2.13 17勝 *5敗 186.1回 200奪三振 13完投

[0002 神様仏様名無し様 2017/02/27(月) 15:25:09.47 ID:okMPa8ij]

今季限りですかね
お疲れ様でした

[0003 神様仏様名無し様 2017/02/28(火) 21:24:14.36 ID:OLh+iPUM]

俺のうんこボールを打ってみろ

俺のうんこボールを打ってみろ

[0004 神様仏様名無し様 2017/03/05(日) 09:45:54.28 ID:/YFsD1Dp]

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[0005 神様仏様名無し様 2017/03/05(日) 23:40:19.23 ID:MeRJ7CLz]

外れるのはカズ、三浦カズ

[0006 神様仏様名無し様 2017/03/06(月) 21:24:09.35 ID:/6Q7xkWV]

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[0007 神様仏様名無し様 2017/03/07(火) 02:12:38.35 ID:OwXjTWsF]

外れるのはカズ、三浦カズ

[0008 神様仏様名無し様 2017/03/10(金) 01:39:34.20 ID:CaaCoIbj]

MLB通算8年

ERA4.45 FIP4.35 xFIP4.57 fWAR8.1

k/9 8.20 bb/9 4.41

[0009 神様仏様名無し様 2017/04/06(木) 05:18:22.27 ID:0JAHP0C2]

外れるのはカズ、三浦カズ

[0010 神様仏様名無し様 2017/04/09(日) 15:50:27.33 ID:CAHQtcaH]

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[0011 神様仏様名無し様 2017/04/09(日) 19:36:02.22 ID:WGVfkTHV]

3軍戦で松坂vs.Mラミレスか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170409-01805052-nksports-base

[0012 神様仏様名無し様 2017/04/12(水) 06:49:15.55 ID:DN6p7NYs]

>>11
いや、その可能性は低くなったというか無い。なんせ土曜日に本拠地ヤフドでのオリックス戦に先発するらしいから。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170412-00010000-nishispo-base

故障した和田の代役だけどね。

[0013 神様仏様名無し様 2017/04/13(木) 06:59:37.89 ID:rZ/w/vX4]

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[0014 神様仏様名無し様 2017/04/13(木) 08:15:35.37 ID:GpEaAd7g]

>>12
更に・・・
【ソフトバンク】松坂、15日BS戦の先発回避…右肩また異変か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00010002-spht-base

◆松坂の経過　　　　　　　　
　▼14年12月4日　米大リーグ・メッツからの入団を発表。9シーズンぶりの日本球界復帰。
　▼15年5月20日　ウエスタン・オリックス戦に登板し、2回2安打1失点。その後、右肩に違和感を訴える。
　▼同8月18日　関東地方の病院で右肩を手術。
　▼16年3月3日　韓国・斗山との練習試合に先発。288日ぶりの登板で2回完全。
　▼同10月2日　楽天戦で国内復帰後初、06年10月以来10年ぶりの1軍登板も、8回からの1イニングを3安打4四死球で5失点。
　▼同12月29日　プエルトリコのウィンターリーグで7回3安打1失点。計4試合に先発して0勝3敗、防御率2・70で終えた。
　▼17年3月25日　広島とのオープン戦で7回無安打無失点と快投。それでも1軍の層が厚く、開幕は2軍スタートに。
　▼同4月11日　和田が左肘の張りで抹消。代役として15日のオリックス戦に先発することが決定。

[0015 神様仏様名無し様 2017/04/13(木) 08:48:18.87 ID:X4RPq4uM]

>>14
もう体力的、年齢的にラストかなぁと。

[0016 神様仏様名無し様 2017/04/13(木) 17:05:41.42 ID:PDQI8ktF]

>>14
松坂ｗｗ

[0017 神様仏様名無し様 2017/04/14(金) 21:16:12.20 ID:kW6LVTcQ]

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[0018 神様仏様名無し様 2017/04/15(土) 12:05:39.83 ID:RxaVJqO7]

外れるのはカズ、三浦カズ

[0019 神様仏様名無し様 2017/04/15(土) 12:10:54.23 ID:T/KXxq7s]

某有名サイト、選手別生涯成績がある
引退選手のみだ
松坂大輔は現役なのに引退扱いになって生涯成績が出てる

[0020 神様仏様名無し様 2017/04/15(土) 20:21:33.27 ID:lvZkCPsk]

>>11
その相手のラミちゃんも左太もも肉離れで登録抹消たとさ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170415-00000516-sanspo-base

今年は何処も故障者多発だよな。

[0021 神様仏様名無し様 2017/04/23(日) 13:31:32.65 ID:LsqrWn47]

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[0022 神様仏様名無し様 2017/05/02(火) 19:19:43.00 ID:jIkqGNmq]

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[0023 神様仏様名無し様 2017/05/04(木) 17:24:35.46 ID:jROE2QiT]

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[0024 神様仏様名無し様 2017/05/14(日) 19:51:52.20 ID:8eZeGtye]

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[0025 神様仏様名無し様 2017/05/21(日) 13:08:21.98 ID:ZFRSwh2B]

外れるのはカズ、三浦カズ

[0026 神様仏様名無し様 2017/06/19(月) 21:31:10.00 ID:ft5DnuX/]

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[0027 神様仏様名無し様 2017/06/25(日) 16:43:54.14 ID:MRm+wjgz]

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[0028 神様仏様名無し様 2017/06/29(木) 20:09:54.62 ID:zu4sllGW]

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[0029 神様仏様名無し様 2017/07/15(土) 10:29:35.49 ID:He1J1O0+]

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[0030 神様仏様名無し様 2017/07/23(日) 05:53:40.93 ID:8c8B5cmn]

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[0031 神様仏様名無し様 2017/08/25(金) 21:59:47.04 ID:B9STizIT]

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[0032 神様仏様名無し様 2017/09/01(金) 06:13:13.28 ID:xfWW/kP7]

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[0033 神様仏様名無し様 2017/09/01(金) 08:51:25.99 ID:fZ+pjXD7]

いろいろ噂があるようだが、まさか来期契約しないよな、糞坂。

[0034 神様仏様名無し様 2017/09/24(日) 08:31:29.81 ID:d0JGM4V1]

　　　　　　　　　　,,,,,..ｰ彡彡ミﾐ))))ﾐノ､､､､
　　　　　　　　彡彡／／／ミミﾐ)))))))ノノ)))ヽ
　　　　　　／／／／／／ゞゞヾﾉﾉノノ／／ノヾヽ
　　　　 ／///////////ﾞヾ､ﾉﾉノノ"~//／ミﾐﾐﾐﾐミ
　　　 ｒ////////////　　　　　　　　　　　ミﾐﾐヾ)))))
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　λヾヾヾヾヾヽ　　 l.`､.LlLlLlLlLl ７´.l　 ./ﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉ　この、ハゲーーーっ！
　　((ﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉ.ヽ 　ゝ ゝ 二二二ノ ./ .／ノノノノ
　　λヾヾヾ|　　ヽ＼　　　　　　 　 /.／ノノノノ
　　　　＼＼.|　　　ヽ.ヽ､　　　　 ノ／　　　＼
　　　　/　ヾヽ　　 　 ＼｀｀｀ー.´´/　　　　　　＼

[0035 神様仏様名無し様 2017/11/04(土) 07:40:43.73 ID:xcD1QvMq]

>>33
死ね私生児が

[0036 神様仏様名無し様 2018/03/02(金) 12:40:27.64 ID:/bSh2axe]

すごくおもしろい嘘みたいに金の生る木を作れる方法
関心がある人だけ見てください。
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

E42NE

[0037 神様仏様名無し様 2018/04/01(日) 01:51:29.84 ID:bbDyZvL8]

ハズレるのはカズ、三浦カズ

[0038 神様仏様名無し様 2018/04/06(金) 09:41:26.93 ID:fpqFhyuK]

０５(木) 中日対巨人 松坂大輔の成績は？
最速�q／hは？

[0039 神様仏様名無し様 2018/04/07(土) 17:02:30.91 ID:VzFD5Sun]

俺の甲子園始めませんか　http://orekou.net/i/9lzo

[0040 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:00:02.18 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0041 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:00:18.28 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0042 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:00:33.45 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0043 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:00:48.57 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0044 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:01:03.83 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0045 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:01:18.85 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0046 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:01:34.16 ID:LuR57cPp]

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[0047 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:01:49.23 ID:LuR57cPp]

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[0048 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:02:04.57 ID:LuR57cPp]

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[0049 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:02:19.76 ID:LuR57cPp]

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[0050 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:02:34.97 ID:LuR57cPp]

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[0051 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:02:49.98 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0052 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:03:05.30 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0053 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:03:21.06 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0054 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:03:35.52 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0055 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:03:50.85 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0056 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:04:06.07 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0057 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:04:21.23 ID:LuR57cPp]

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[0058 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:04:36.42 ID:LuR57cPp]

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[0059 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:04:51.41 ID:LuR57cPp]

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[0060 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:05:06.61 ID:LuR57cPp]

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[0061 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:05:21.89 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0062 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:05:37.02 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0063 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:05:52.16 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0064 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:06:07.35 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0065 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:06:42.95 ID:LuR57cPp]

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[0066 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:07:22.83 ID:LuR57cPp]

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[0067 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:07:58.51 ID:LuR57cPp]

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[0068 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:08:13.60 ID:LuR57cPp]

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[0069 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:08:41.00 ID:LuR57cPp]

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[0070 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:08:56.11 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0071 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:09:11.28 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0072 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:09:26.45 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0073 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:09:41.73 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0074 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:09:56.72 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0075 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:10:32.73 ID:LuR57cPp]

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[0076 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:10:47.94 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0077 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:11:03.13 ID:LuR57cPp]

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[0078 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:12:29.94 ID:LuR57cPp]

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[0079 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:12:46.13 ID:LuR57cPp]

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[0080 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:13:00.23 ID:LuR57cPp]

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[0081 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:13:15.24 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0082 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:13:30.53 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0083 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:13:45.73 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0084 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:14:00.91 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0085 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:14:16.06 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0086 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:14:31.18 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0087 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:14:46.31 ID:LuR57cPp]

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[0088 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:15:01.60 ID:LuR57cPp]

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[0089 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:15:16.76 ID:LuR57cPp]

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[0090 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:15:31.85 ID:LuR57cPp]

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[0091 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:15:46.96 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0092 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:16:02.13 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0093 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:16:17.27 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0094 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:16:32.40 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0095 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:16:47.69 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0096 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:17:02.90 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0097 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:17:18.06 ID:LuR57cPp]

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[0098 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:17:33.17 ID:LuR57cPp]

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[0099 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:17:48.37 ID:LuR57cPp]

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[0100 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:18:03.39 ID:LuR57cPp]

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[0101 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:18:18.51 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0102 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:18:33.59 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0103 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:18:48.73 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0104 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:19:03.71 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0105 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:19:18.87 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0106 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:19:34.06 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0107 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:19:49.24 ID:LuR57cPp]

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[0108 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:20:04.38 ID:LuR57cPp]

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[0109 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:20:19.42 ID:LuR57cPp]

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[0110 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:20:34.93 ID:LuR57cPp]

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[0111 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:21:12.53 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0112 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:21:27.65 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1涛_差で敗れた試麹�だけに責任を給ｭく感じていた＝B
バッテャ梶[を組んだ大末�ｧ太も
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自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0113 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:21:42.92 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0114 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:21:57.92 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0115 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:22:13.18 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0116 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:22:28.34 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0117 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:22:43.53 ID:LuR57cPp]

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[0118 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:22:58.66 ID:LuR57cPp]

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[0119 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:23:13.83 ID:LuR57cPp]

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[0120 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:23:29.24 ID:LuR57cPp]

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[0121 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:23:44.30 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0122 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:23:59.42 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0123 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:24:14.68 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0124 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:24:29.55 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0125 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:28:41.39 ID:LuR57cPp]

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[0126 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:28:56.91 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0127 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:29:11.71 ID:LuR57cPp]

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[0128 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:29:27.06 ID:LuR57cPp]

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[0129 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:29:42.64 ID:LuR57cPp]

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[0130 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:29:57.17 ID:LuR57cPp]

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[0131 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:30:12.25 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0132 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:30:27.26 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0133 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:30:42.38 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0134 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:30:57.54 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0135 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:31:12.68 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0136 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:31:27.84 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0137 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:31:43.05 ID:LuR57cPp]

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[0138 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:31:58.10 ID:LuR57cPp]

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[0139 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:32:13.12 ID:LuR57cPp]

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[0140 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:32:28.33 ID:LuR57cPp]

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[0141 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:32:43.27 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0142 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:32:58.47 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0143 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:33:13.48 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0144 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:33:28.60 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0145 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:33:43.86 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0146 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:33:58.91 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0147 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:34:14.00 ID:LuR57cPp]

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[0148 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:34:29.14 ID:LuR57cPp]

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[0149 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:34:44.15 ID:LuR57cPp]

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[0150 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:34:59.25 ID:LuR57cPp]

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[0151 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:35:14.51 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0152 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:35:29.59 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0153 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:35:44.71 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0154 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:35:59.72 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0155 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:36:14.87 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0156 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:36:29.80 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0157 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:36:45.10 ID:LuR57cPp]

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[0158 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:37:00.24 ID:LuR57cPp]

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[0159 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:37:15.17 ID:LuR57cPp]

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[0160 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:37:30.35 ID:LuR57cPp]

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[0161 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:37:45.57 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0162 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:38:00.58 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0163 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:38:15.90 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0164 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:38:33.09 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0165 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:38:48.01 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0166 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:39:25.61 ID:LuR57cPp]

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[0167 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:39:40.63 ID:LuR57cPp]

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[0168 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:39:55.84 ID:LuR57cPp]

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[0169 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:40:10.83 ID:LuR57cPp]

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[0170 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:40:25.96 ID:LuR57cPp]

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[0171 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:40:41.14 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0172 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:40:56.49 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0173 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:41:11.58 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0174 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:41:26.54 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0175 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:42:04.99 ID:LuR57cPp]

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[0176 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:42:20.10 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0177 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:42:35.28 ID:LuR57cPp]

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[0178 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:42:50.31 ID:LuR57cPp]

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[0179 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:43:05.45 ID:LuR57cPp]

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[0180 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:43:20.38 ID:LuR57cPp]

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[0181 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:43:35.53 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0182 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:43:50.53 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0183 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:44:05.56 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0184 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:44:20.59 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0185 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:44:35.74 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0186 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:45:16.06 ID:LuR57cPp]

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[0187 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:45:31.38 ID:LuR57cPp]

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[0190 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:46:16.64 ID:LuR57cPp]

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[0191 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:46:31.76 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0192 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:46:46.88 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0193 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:47:01.96 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0194 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:47:16.95 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0195 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:47:32.06 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0196 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:48:08.89 ID:LuR57cPp]

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[0197 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:48:23.98 ID:LuR57cPp]

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[0198 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:48:39.00 ID:LuR57cPp]

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[0199 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:48:54.25 ID:LuR57cPp]

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[0200 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:49:09.31 ID:LuR57cPp]

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[0201 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:49:24.50 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0202 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:49:39.73 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0203 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:49:54.71 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0204 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:50:09.94 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0205 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:50:25.13 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0206 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:50:40.32 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0207 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:50:55.46 ID:LuR57cPp]

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[0208 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:51:10.98 ID:LuR57cPp]

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[0209 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:51:26.37 ID:LuR57cPp]

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[0210 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:51:41.56 ID:LuR57cPp]

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[0211 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:51:56.85 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0212 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:52:11.98 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0213 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:52:27.23 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0214 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:52:42.22 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0215 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:52:57.47 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0216 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:53:12.37 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0217 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:53:27.67 ID:LuR57cPp]

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[0218 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:53:42.96 ID:LuR57cPp]

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[0220 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:54:13.43 ID:LuR57cPp]

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[0221 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:54:28.57 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0222 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:54:43.60 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0223 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:54:59.40 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0224 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:55:35.90 ID:LuR57cPp]

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[0225 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:55:51.06 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0226 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:56:06.26 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0227 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:56:21.35 ID:LuR57cPp]

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[0228 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:56:36.76 ID:LuR57cPp]

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[0229 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:57:12.21 ID:LuR57cPp]

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[0230 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:57:27.36 ID:LuR57cPp]

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[0231 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:57:42.31 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0232 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:57:57.51 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0233 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:58:12.85 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0234 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:58:27.76 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0235 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:58:42.97 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0236 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:59:19.77 ID:LuR57cPp]

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[0237 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:59:35.04 ID:LuR57cPp]

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[0238 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 13:59:50.13 ID:LuR57cPp]

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[0239 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:00:05.21 ID:LuR57cPp]

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[0240 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:00:20.32 ID:LuR57cPp]

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[0241 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:00:35.57 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0242 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:00:51.07 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0243 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:01:06.26 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0244 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:01:21.32 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0245 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:01:36.47 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0246 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:01:51.64 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0247 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:02:10.60 ID:LuR57cPp]

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[0248 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:02:25.82 ID:LuR57cPp]

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[0252 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:03:26.81 ID:LuR57cPp]

中日・松坂大輔の初戦は、プロ初登板と同じストレートで始まった。
4月5日の巨人戦（ナゴヤドーム）。1番・立岡宗一郎が見送った外角球は、
残念ながら球速が正しく表示されなかった。
全96球で終えた投球では最速が142kmだった。
ちなみに今なお語りぐさとなっている1999年のデビュー戦は4月7日。
本拠地での登板を望む西武本社を、監督の東尾修が説き伏せた。
日本球界の宝。そのフォームや投げっぷりを「東京ドームのマウンドの方が合う」と総合判断したものだった。
片岡篤史に対して155kmを投げ込んで伝説となっているが、
1番・井出竜也への初球も149kmを計測していた。
当時の選手名鑑によると身長180cm、体重78kg。
今も童顔は変わらないが183cm、93kg。
トレーニングにより体の厚みは増しているが、球速が落ちているのは年齢からくる衰えというより、
右肩の故障で苦しんだからに他ならない。
日本球界での公式戦登板は、ソフトバンク時代の2016年10月2日の楽天戦（コボスタ宮城）以来。
先発となると西武時代の'06年9月26日ロッテ戦（インボイスドーム）までさかのぼる。
大いに注目されたマウンドの結果は、すでに広く報道されている。
5回を8安打、3失点。5三振を奪い、3四球を与えた。
1回の失点は立岡の内野安打がきっかけだし、3回は野手の間に落ちる不運な安打が続いた。
それでも無死満塁の大ピンチにマギーを遊ゴロ併殺打に打ち取った（この間に2点目は失う）し、
3点目はなおも続いた2死三塁から遊撃手の京田陽太の一塁悪送球によって失った。
「松坂さんというスーパースターと初めて対戦できることはすごく楽しみでした。
緩急があり、なかなか自分のスイングをさせてもらえませんでした」
共通の知人を通じて昨オフに初めて松坂と食事する機会に恵まれた坂本勇人は、
四球、右前打、投ゴロの3打席をこう振り返った。
一方、適時失策してしまった京田は「松坂さんの久しぶりの登板をぶち壊してしまった」と猛省。
松坂の黒星もそうだが、1点差で敗れた試合だけに責任を強く感じていた。
バッテリーを組んだ大野奨太も
「何とか粘っていた。あそこで打たれないのはさすが」と話したように、
自責点2での敗戦投手は責められない。
あと1イニングでQSクリアー、不運な打球、味方の失策……。すべて事実だ。
ただ、だからといって「松坂は復活した」という声が挙がるのも安易というか、
松坂という投手に対して、いささかハードルを低く設定しすぎてやしないかとも思う。
不運、失策は野球につきものだ。
そうした自分にはコントロールできないことも含め、フィールドを支配してきたのが松坂だ。
過去の言動や振る舞いから見ても、松坂が「野球の神様」の存在を信じているのは疑いないが、
それはご利益やご加護を望んでいるのではなく、野球に真摯に向き合っている自分を、
そしてここ数年のように試練から逃げずに立ち向かう自分を
見守ってほしいと考えているのではなかろうか。
プロにとって一軍のマウンドは、誰かに立たせてもらう場所ではなく自分の力で立つ場所だ。
そういう意味ではキャンプからの投げ込み数、
オープン戦での登板機会はともにチームメートと比べてはるかに少なく、
そこには「松坂だから」という声もまとわりつく。
決して特別待遇というわけではないのだろうが、
チームへの無形の貢献度が必要以上に強調されている感は否めない。
ここから先に求められるのは有形の貢献度、
すなわちチームに勝利をもたらす結果を残し「やっぱり松坂」と言わしめることだ。
5イニングのうち3度は先頭打者の出塁を許し、うち2度は失点に直結している。
オープン戦から顔をのぞかせていたクイックモーションのバランスの悪さは、
そのまま3盗塁へとつながっている。
つまり、いきなり走者を許すと、容易に得点圏へと進まれてしまうということだ。
松坂が勝つための課題は明白。だからこそ、降板後の松坂は唇をかんだ。
「オープン戦と公式戦は違うけど、それに近い状態で投げられた。
特別な感情もなく、フワフワした感じもありませんでしたが、勝ちにつながらなかった。
悔しさしかありません。何とか粘れたとは思うけど、
僕みたいなタイプだと（走者を許せば）球数が増える。何とかしたかった」
苦しみを乗り越え、試合で投げられたことで満足してしまうような投手なら、
右肩故障以降のイバラの道など歩もうとしなかったはずだ。
勝ちたい。抑えたい。投手なら誰もがもっているであろう本能と欲求だが、松坂はさらに強い。
体重が93kgになり、球速が142kmとなった今の松坂は、
78kgの華奢な体から155kmを投げ込んだ18歳の松坂と本質は変わっていないのだ。

[0253 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:03:42.05 ID:LuR57cPp]

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[0254 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:03:57.37 ID:LuR57cPp]

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[0255 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:04:12.51 ID:LuR57cPp]

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[0256 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:07:54.95 ID:LuR57cPp]

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　　　 /￣竜￣/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ Ｃ　　　　　　　　　 　　/ 　　 　　/￣￣￣　　　　 　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　ＤＲＡＧＯＮＳ　　 　/ 　　 ＿＿＿＿ 　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　中　日　/ 　　/　　●　　/ 　　　　　　 /＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
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[0257 神様仏様名無し様 2018/04/21(土) 14:08:27.99 ID:LuR57cPp]

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