露崎元彌「審判気分でプロ野球を見よう」(実日新書=83年8月初版)によると
後楽園のロッカールーム付近で張本と白を伴った大杉が、露崎に
「昔はボクサーだったらしいけど、歳だもんね。俺たちにかなわないよ」と言われ
「君なら6インチで左フック一発だよ、試しに先に殴らせるから、俺の肩を殴ってみな」と答えた。
大杉に殴らせた後、露崎が殴ると大杉は2メートル離れた壁にぶつかるくらいの衝撃を受けた。
これが大杉の肩にダメージを与えてホームラン王を逸した原因ではないか?と気に病んだとのこと。

ちなみに大杉の著書にはホームラン王を逸したことについて、露崎のことには触れておらず
長池を称えるのみ。

ノムさんは著書で露崎のことを目立ちたがり屋の審判、おだて上げるように声をかけていたとのこと。