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2018/02/06(火) 04:22:50.11地域 2018年2月5日 (月)配信読売新聞
文部科学省が公表した2017年度の「学校保健統計調査結果」(速報値)で、福井県内の高校生は裸眼の視力低下が全国平均よりも著しく進行していることがわかった。
2人に1人以上が0・3未満で、県が数値を把握する1985年度以降では最悪。
県教委は「なぜ福井が全国より悪いのかは分からないが、目を鍛えるトレーニングなど県独自の対策を進めていきたい」としている。
昨年4〜6月、県内の幼稚園、小中高校など計147校・園を対象に実施。
裸眼視力で0・3未満の割合は、高校生で55・3%に達し、前年度より5・4ポイント上がって急速に悪化。全国平均(33・9%)と比べ20ポイント以上の開きがあった。
小学生については10・2%で全国より1・5ポイントとやや高いが、中学生になると34・7%で8・2ポイントと、年齢とともに全国との差が拡大する傾向にある。
長時間にわたるスマートフォン利用も悪化の一因で、県は数年前から小学校などで近視予防のための「ビジョントレーニング」を進める。
例えば、頭を動かさずに突き出した右手と、目の前の左手の親指を交互に見て目の筋肉を鍛える。
県教委スポーツ保健課は「粘り強く取り組みを継続していく」と話している。