補正予算案に政策アドバイザー報酬 5月30日
市川市の村越市長は30日、市の元幹部をアドバイザーとして採用する考えを示し、その報酬などを盛り込んだ補正予算案を6月の市議会に上程すると発表しました。

 市川市の補正予算案は新年度予算を2千万円増額するもので、補正後の予算額は1440億2千万円となります。

子育て支援策として共働き家庭の児童を預かる放課後保育クラブを新たに4クラス増設するほか、市の元幹部を非常勤職員の企画政策アドバイザーとして招く事業などが盛り込まれました。

市川市役所で記者会見した村越市長は、この企画政策アドバイザーについて、「経営会議に参加したり、市の人事に介入することはなく、アドバイザーに相談して政策決定するといった制度ではない」と強調しました。

そのうえで、「市政を前に進める上でこれまでの政策決定の経緯や議論の過程を知っている人物に個人的に家庭教師役として、アドバイスを頂きたい」と説明しています。